今回は以前コーティンを施工した木片に水性インクを付けたらどうなるかを検証。
まずは、以前施工した木片を取り出します。右上の『C』は施工直後に試していたものですが完全硬化前とあってそのまま木片に浸透してしまっています。
前回の施工時期は1月22日だったので、ちょうど8ヶ月後の状態です。
コーティング施工面と未施工面の違いが見た目でわかります。
この木片に水生インクで線を描きます。失敗の可能性もあるので上の方に小さく。
線を引いてみました
この状態で、施工面のインクが若干滲んでいるのがわかります。
これに霧吹きで水をかけてみます。
水をかけた状態でインクが撥水しています。少し強く線を引いたので跡は撥水せずに残っているようですが、8ヶ月経過後でも施工面と未施工面での違いがハッキリとしています。
最後に雑巾で水分とインクを拭き取ります。前回の試験施工ではプライマーを入れずにコーティング剤のみでの施工だった為に木片への浸透が防ぎ切れていない状態ですが、下地が吸い込みの少ない材質のスチール・アルミ・ステンレス・陶器などであれば十分な結果が出るかと思います。
ちなみに雑巾でキツく拭き取ってしまうとコーティングが剥がれて下の写真の様な状態になりますが、それでも未施工範囲と比べて見ると撥水を維持しているのがわかります。
今回は、【木片にコーティングを施工したその後】でした。