先日発売された【日産 GT-R】。
車に興味のない人でも、一度は聞いたことのある車名ではないでしょうか?
アリア B9 e-4ORCEを購入した日産ディーラーに充電を兼ねて立ち寄った際に聞いた話だと、発売日に速攻で完売してしまったとか!さすが、日本を代表するスポーツカーです。
色々な余裕があるなら短期間でいいから所有して乗ってみたいですね。
ちなみに今回立ち寄った日産ディーラーにある充電器は90Kwの物です。充電開始からGT-Rの話やアリア B9 e-4ORCEの不具合の話などを30分している間に約37.1Kwの充電ができていました。
だんだん暖かくなってきたので入る量も増えてきたみたいです。最近は90Kwの充電器が増えてきているので、この調子でどんどん小さな容量のものと入れ替えになっていくと【北海道で電気自動車は無理だ!】という意見がだんだんと少なくなるのではないでしょうか?
さて、ここから先は仕事のお話なので前回同様に文字を大きくします。
前回は【ヒノキ】の特殊美装のご紹介で、試験的ではありますが黒ずみや黒カビの除去を報告いたしました。
そこで今回は、【ヒノキ以外の木材】はどうなのか!についてを試してみます。
ちょうど弊社のエアコン室外機カバーが木製で、雪山から出てきた状態で黒ずんでいるのでこれを実験台に試してみました。
ですが、黒ずみが取れるのは検証前からわかっていることなので、今回は3種類の違う材料を使用して仕上がり具合の違いを見ていきます。
使用する材料名はここでは明記しません。使用上の注意事項などがありますので材料名を記載して粗悪品などの購入により部材や人体、環境被害などがあっては大変です。
また今回ご紹介する材料は、弊社から販売することが可能な材料となっておりますので気になったらご連絡をください。
では、写真を交えて説明開始です。
まずは施工前です。
全体的にはこの様なもので、室外機を冬の雪により潰されないために上から囲っているもので100%木製です。
今8回、写真の右側から①・②・③・④と解りやすいように番号をつけます。④は未施工状態でそのままとなります。
そして、下の写真が施工後20分の状態です。
どうですか?施工後わずか20分でこんなに違いが出てきます。既に購入した時の記憶はないのですが、おそらく②(右から2番目)が購入時の新品の色合いであったと思います。
こうして比べてみると、同じ材質に対してでも使う材料によりずいぶんと仕上がりに違いが出ることがわかります。
最後の写真が初回施工から21時間経過した状態です。但し、②(右から2番目)は2回塗布しています。また、④(右から4番目)は16時間前に③(右から3番目)の材料と同質の濃度の濃い物を塗布した状態です。※④の材料は一般販売はできない材料となります。
①も塗布後20分経過のものと比べて白くなってきています。
いかがでしょうか?今回使用した材料は
① アルカリ性(主にカビ除去と漂白)
② アルカリ性(主にカビ・苔など)
③ 酸性(アク取り)
④ 酸性(アク取り ③の業務用)
③と④の材料は【アク取り】用で木材の【赤味】を復元するための材料なので、①や②と比べて黒ずみの除去された部分が赤っぽくなっているのがみられます。
今回使用した材料は③のみ【即効性】タイプですが、他の材料は徐々に内部に浸透していき効果を発揮するタイプのものです。そのため、さらに時間を経過することによりきれいになっていきます。3のみ2回塗布したのは【即効性】のためだからです。
最後に③の材料が余ったので後ろの方の施工もしてみました。
どうですか?決して張り替えなどをしたわけではなく、弊社で取り扱っている材料塗布による施工でこれだけの違いを出しています。
お庭やその他の場所で使用している木材が黒ずんで諦めている方がいましたら、一度ご連絡ください。もしかしたら撤去や張り替えなどよりも安価にきれいな状態を復元できるかもしれません。
もちろん弊社での施工も承っておりますが、今回使用した材料は④を除いて販売できるものとなっています。ご自身でやってみたいという方もご連絡いただければ材料販売をさせていただきます。